【大人気】神聖ローマ帝国ニュルンベルク1700年ラムダカットクリッペ金貨リストライクMS61

神聖ローマ帝国ニュルンベク1700年ラムダカットクリッペ金貨リストライクMS61

(6447367-002)
2022年11月12日

【販売価格】

690,000

【コイン概要】

神聖ローマ帝国ニュルンベルク1700年ラムダカットクリッペ金貨リストライク MS61になります。

 

表面:「PAX(平和)」の旗を持ち、地球の上に立つ羊

裏面:神聖ローマ帝国とニュルンベルクの紋章と平和の象徴である「鳩」

鑑定番号:6447367-002

https://www.ngccoin.com/certlookup/6447367-002/61/

重量:約3.4gの金貨です。

NGC鑑定枚数は16枚、MS61は3枚のみ、上位は10枚ございます。

日本でもとても人気のあるラムダカット金貨は、主に1700年と1703年に発行されました。
5ダカットから1/32ダカットまであり、丸形のものと四角いクリッペと呼ばれるタイプがございます。

 

今回は「クリッペ」と呼ばれる四角いタイプのコインになります。

 

こちらのラムダカット金貨は、まさに「平和」をテーマにした究極の1枚と言えます。

少しデザインの説明をしたいと思います。

 

【表面】

描かれている「子羊」はキリスト教では神の子羊(キリストの象徴)として扱われております。

その子羊が「PAX(平和)」という強烈なメッセージの旗を持っています。

周辺の文字は

TEMPORA NOSTRA PATER DONATA PACE CORONA

⇒「キリストが我々の時代に平和という贈り物を届けてくれる」みたいな意味になります。

また、MDCCの文字だけ少し大きく描かれているのですが、これはローマ数字で1000、500、100、100を表しており、全て足すと「1700年」の年号を意味します。なぜ年号を暗号にしたのかは分かりませんが、何か意味があったのかもしれません。

 

【裏面】

紋章の上に平和の象徴である鳩が描かれております。

周辺の文字は

RESP. NORIMBERGENSIS SECVLVM NOVVM CELEBRAT

⇒「ニュルンベルクが新世紀をお祝いします」みたいな意味になります。

 

このように、表裏の至る所に平和をモチーフにしたデザインが施されています。

 

なぜこれほどまでに「平和」がデザインされているかと言うと、それは人類史上最悪の宗教戦争とも言われている三十年戦争(1618年~48年)の影響が大きいと言われています。三十年戦争では何と800万人もの死者を出したと言われており、子ども女性問わずたくさんの人々が虐殺されてしましました。ニュルンベルクは戦場となり、甚大な被害を受けたと言われています。

 

1700年という新しい「世紀」を迎え、今世紀こそは、平和な世の中になって欲しい!そんな想いが込められた渾身の1枚だと思います。

 

オークションレコードを見てみましょう。

 

2022年11月 MS63リストライクが86万円で落札

ラムダカットも随分上がってきましたね~。海外ではまだもう少し安く入手出来ることもありますが、どんどん上がってきている印象です。

ご存じの方も多いと思いますが、ラムダカットは数年前までは20万程度で入手出来ていました。今はとてもじゃないですがその価格では入手が出来ません。

 

今回、MS61で69万円とさせて頂きました。MS61ですと50~70万くらいが相場になると思いますので、めちゃくちゃに安いという訳ではありませんが、滅多に出てこないクリッペタイプ・そしてラムダカットの圧倒的な将来性を考えると問題ない価格だと考えます。

 

ラムダカット金貨は、この混沌とした今の時代にこそ必要な1枚だと思います。是非、大切にして頂ける方にお譲りしたいです。

在庫状態 : 売り切れ
¥690,000(税込)
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