【12/16写真追加】1647年スペイン領ネザーランドフェリペ4世2ソブリンドール金貨【AU58】
【写真追加】1647年スペイン領ネザーランドフェリペ4世2ソブリンドール金貨【AU58】
【店主一押し】
1,500,000円
1647年スペイン領ネザーランドフェリペ4世 2ソブリンドール金貨、AU58になります。
前回MS62をご案内させて頂きましたが、即売となってしまいました。問い合わせも多かったので何とか1枚再入手してまいりました!
表面:ハプスブルク家・フェリペ4世
裏面:盾の紋章と王冠
【鑑定番号】45925178
https://www.pcgsasia.com/cert/45925178?l=ja
重量約11g、直径33mmの金貨です。
同年度PGS鑑定枚数はこの1枚のみ、もちろん最高鑑定品です。他年度を全て合算しても数はかなり少なく(NGCは40枚ほど、PCGS不明)、非常に希少性の高いコインです。
オランダ(ネザーランド)がスペイン領であった1647年に発行されたこちらのコイン。
1600年代のヨーロッパと言えば、人類史上最悪の宗教戦争とも言える三十年戦争が勃発し、まさに混沌とした時代の渦中でした。
オランダは当時スペイン領としてハプスブルク家の支配下にありましたが、1568年から始まったオランダ戦争ののち、1648年のウエストファリア条約にて ついに独立を果たします。この戦争を機にスペイン及びハプスブルク家の衰退が始まっていきます。
今回のコインは、オランダ独立前年の1647年に発行された大変貴重な金貨です。同年度のPCGS鑑定枚数は何とこの1枚のみ、NGCも1647年は1枚しかありませんので、1647年は2枚しか存在していないことになります。
フェリペ4世の2ソブリンドール金貨は1637年~1647年に発行されたと言われており、年度によって大きな価格差は確認出来ておりませんが、この1647年というのは歴史的には意義は高いと思っています。
これだけの歴史的背景がある1600年代のコインで重量も約11gと、イングランドで言うユナイト金貨よりもやや大型のコインでこの価格なのは、どう考えても狙い目です。
さらには、世界一の血筋と言われる「ハプスブルク家」のコインということを考えますと、イギリス以外で今後が期待できるコインの最有力候補のひとつではないでしょうか。
まだ、安いです!安いうちに入手されて下さい。
オークションレコードを見てみましょう。
2021年8月にMS62が127万円で(7,800$×1.1×@148円)落札
※落札当時為替レート(@113円)で96万円ほど
2021年1月にMS63が156万円で(9,600$×1.1×@148円)落札
※落札当時為替レート(@108円)で114万円ほど
2022年10月にMS62が154万円で(8,000€×1.2×1.1×@146円)落札
レコードを見るとお分かりの通り、上がってきてはいますが、それでもまだ信じられないくらい安いんです。
今回、AU58で150万円ですので、オークションレコード以下とか、ビックリするほど安いと言う訳ではないのですが、私は全く問題ないと思っております。
近い将来、AU58は200万出さないと買えなくなる時代が早々に来るのではないかと予想しております。
将来性を踏まえると、非常にオススメの逸品です!是非、大切にして下さる方にお譲りしたいです ^^)
※現在仕入れ中(2022.11.2)です。到着までもう2週間ほどお時間を頂きます。