【激レア】【店主オススメ】イングランドチャールズ2世20シリング試鋳金貨XF45
イングランドチャールズ2世20シリング試鋳金貨XF45
【店主おススメ】
1,820,000円
1662年イングランド チャールズ2世の試鋳金貨 XF45 になります。
NGC鑑定枚数はわずかに6枚,XF45は2枚のみの非常に希少性の高い金貨になります。XF45と鑑定だけ見るとグレードはいまひとつですが、Detailsでも投資対象となるこのコインの中においては、数字が付いているだけでも奇跡的な状態のコインと言えます。
重量8.90gの金貨です。
表面:チャールズ2世
裏面:盾の紋章
https://www.ngccoin.com/certlookup/2119552-011/45/
鑑定番号:2119552-011
1649年、清教徒革命に敗れたチャールズ1世は、オリバー・クロムウェルを中心とする議会派によって公開処刑されてしまいます。ここでイングランドの王政は一旦終焉します。
その後、1660年に王座を奪還し、「王政復古」を果たしたのが、息子のチャールズ2世です。イングランドの歴史的にも非常に意義深い皇帝です。
またチャールズ2世は、英国貨幣史においても最重要な人物で、これまでのハンマーコインから機械打ちへと移行させ、あの有名な「ギニー金貨」を発行したことでも知られています。
今回の20シリング試鋳金貨は、同時期に発行されていたユナイト金貨と大きさ、デザインともに酷似しておりまして、ユナイト金貨鋳造に当たって試打ちされたコインではないかと推測されます。
美しいデザインで人気のある王の試鋳貨は、その性質上絶対数が少ないこともあり、大変稀少で人気がございます。
今回の試鋳金貨は1635年より英国ロイヤルミントの主任彫刻家を務めたトーマスサイモンの作品と言われており、ハンマーコインと機械打ちのちょうど中間のような印象を受けます。
完全に機械打ちへと移行する1663年より前の1662年に発行されたもので、非常に希少性の高いコインとなっております。
もちろん本音を言えばAU58くらいだと嬉しいですが、とにかく残っておりませんのでXF45でも十分満足出来るレベルかと思います。
オークションレコードを見てみましょう。もちろんほとんどないのですが、
2014年1月にAU Detailsが10,575ドルで落札
日本円総額157万円 (1ドル@135円計算)
2012年4月にXF45が5,750ドルで落札
日本円総額85万円 (1ドル@135円計算)
10年前にXF45が85万円で落札されています。もはや昔すぎてあまり参考にはなりませんが、2014年にはDetailsで157万円で落札されておりますので、今回のXF45での182万円は妥当な価格帯だと考えます。
博物館級のレアコインです。お勧め致します!
※現在仕入れ中(2022.6.17)ですので、納品まであと3週間ほどお時間を頂きます。