神聖ローマ帝国ニュルンベルク1700年1/2ラムダカット金貨MS63
神聖ローマ帝国ニュルンベク1700年1/2ラムダカット金貨MS63
【販売価格】
590,000円
もはや説明不要の大人気コイン、神聖ローマ帝国ニュルンベルク1700年1/2ラムダカット金貨NGC MS63のハイグレード品になります。
表面:「PAX(平和)」の旗を持ち、地球の上に立つ羊
裏面:神聖ローマ帝国とニュルンベルクの紋章と平和の象徴である「鳩」
鑑定番号:44164706
https://www.pcgsasia.com/cert/44164706?l=ja
重量:約1.73gの金貨です。
PCGS鑑定枚数は6枚で、MS63は最高鑑定品でございます。
少しデザインの説明をしたいと思います。
【表面】
描かれている「子羊」はキリスト教では神の子羊(キリストの象徴)として扱われております。
その子羊が「PAX(平和)」という強烈なメッセージの旗を持っています。
周辺の文字は
TEMPORA NOSTRA PATER DONATA PACE CORONA
⇒「キリストが我々の時代に平和という贈り物を届けてくれる」みたいな意味になります。
また、MDCCの文字だけ少し大きく描かれているのですが、これはローマ数字で1000、500、100、100を表しており、全て足すと「1700年」の年号を意味します。なぜ年号を暗号にしたのかは分かりませんが、何か意味があったのかもしれません。
【裏面】
紋章の上に平和の象徴である鳩が描かれております。
周辺の文字は
RESP. NORIMBERGENSIS SECVLVM NOVVM CELEBRAT
⇒「ニュルンベルクが新世紀をお祝いします」みたいな意味になります。
このように、表裏の至る所に平和をモチーフにしたデザインが施されています。
なぜこれほどまでに「平和」がデザインされているかと言うと、それは人類史上最悪の宗教戦争とも言われている三十年戦争(1618年~48年)の影響が大きいと言われています。三十年戦争では何と800万人もの死者を出したと言われており、子ども女性問わずたくさんの人々が虐殺されてしましました。ニュルンベルクは戦場となり、甚大な被害を受けたと言われています。
1700年という新しい「世紀」を迎え、今世紀こそは、平和な世の中になって欲しい!そんな想いが込められた渾身の1枚だと思います。
オークションレコードを見てみましょう。
2023年10月に1/2ダカットMS63が62.7万円で落札
2023年10月に1/2ダカットMS63が62万円で(2,600€×1.2×1.1×@180円)落札
2025年10月に1/2ダカットMS62が45万円で(2,640$×1.1×@156円)落札
ラムダカットは2021年~2023年頃に火が付き価格がグンと上昇しました。今は若干落ち着いてきた感じはあります。直近では一つ下のMS62が45万円ほどで落札されております。
サイズとしてはかなり小さいのですが、ハイグレード品は強いですね!
今回、お客様からの委託販売品ですが、MS63で59万円でのご案内となります。この価格を上回るレコードも複数出ておりますので、十分妥当な水準です。
100万円以内でお探しの方にはぜひオススメしたい1枚です。
平和の象徴「ラムダカット金貨」を是非入手されて下さい。
※委託販売コインの為、注文から発送まで1週間ほどお時間を頂きます。





