【世界で1枚!?】1801年ドイツ ハンブルク 10ダカットサイズ ポルトガレッサー【MS61PL】

1801年ドイツ ハンブルク 10ダカットサイズ ポルトガレッサーMS61PL

(2882283-003)
2024年09月24日

【店主オススメ】  

6,500,000

非常に希少性の高い極上のポルトガレッサーが入ってきました!

1801年ドイツ ハンブルク 10ダカットサイズ ポルトガレッサーになります。

 

NGC MS61PLという、素晴らしい鑑定を受けております。

鑑定番号:2882283-003

https://www.ngccoin.com/certlookup/2882283-003/61/

鑑定枚数は不明ですが、Heritage社調べによるとNGC、PCGS合わせても鑑定枚数はこの1枚のみ、レコードも皆無で、おそらく世界でこの1枚しかないのではないかというレベルの希少性です。もしあったとしても数枚でしょう。もちろん単独の唯一無二の最高鑑定品になります。

 

 

重量約34.74g、直径約44mm、10ダカットサイズのポルトガレッサーです。

 

こちらのポルトガレッサーは、1801年に新世紀の平和を祈念して発行された金貨になります。

少しデザインを見てみましょう。

 

表面には、祖国の神ハモニアが祭壇に捧げ物をする姿が描かれております。 

銘文には

DEM VATERLANDE HEILと刻印されており、直訳すると

「祖国に栄光を」みたいな意味になります。

※Hammonia(ハモニア) は、ドイツの都市ハンブルクの擬人化された女神または守護神として知られています。彼女はハンブルク市を象徴し、市の繁栄、平和、商業の保護者として描かれます。Hammonia という名前は、ハンブルク(Hamburg)のラテン語名「Hammona」に由来しています。

Hammonia は、都市の自治、商業の繁栄、海運業を象徴しており、ハンブルクの歴史や文化に関連する詩や歌にも登場します。彼女は19世紀に特に人気があり、ハンブルクの自由と独立を象徴する存在として称えられました。

美術作品や彫刻などでも、しばしばハンブルクを象徴する人物として描かれています。

 

裏面には、翼のある天使が右手にオリーブの枝を持つ姿が

 

銘文には

FRIEDEN DEM IAHRHUNDERTE と刻印されております。

「世紀に平和を」みたいな意味でしょうか。

表裏ともにハンブルクの平和と繁栄を願うデザインが施されております。

 

ヨーロッパは、「欧州の歴史は戦争の歴史」と言われるほど多くの戦争とともにその歴史を歩んできました。自由都市ハンブルクも例外ではありません。

新世紀を迎え、「今世紀こそ戦争のない平和な世界を」実現したいという強い願いが込められて鋳造された金貨になります。

 

 

残念ながら、21世紀に入っても世界各地で戦争が繰り広げられています。それは日本にとっても他人事ではありません。

平和を願う1枚、今の世界に一番必要な金貨なのではないでしょうか。

 

 

私は、ポルトガレッサーは是非コレクションに加えて欲しい1枚だと常々思っております。10年後に大化けする可能性も高いジャンルです。1600年代の10ダカットポルトガレッサーはすでに数千万円の値を付けておりますが、1800年代のものはまだ何とか手に入る価格帯です。いずれ値上がりすることは必至だと思いますので、是非1枚は持っておいて頂きたいです。

 

 

オークションレコードを見てみましょう。

2024年8月 MS61PLが566万円(36,000$×1.1×@143円)で落札

※落札当時為替@150円で約594万円で落札

レコードと言っても世界に1枚しかありませんので、参考に私の仕切りをお伝えしておきます。

今年の8月にオークションで約594万円で入手致しました。諸々諸経費を入れると600万円くらいになります。

唯一無二の金貨ですので、正直価格についてはあってないようなものです。私が1000万円と言えば1000万円になりますが、それでは価格の妥当性が担保されませんので、オークション価格(入手価格)に10%ほど利益を乗せさせて頂き、650万円でのご案内とさせて頂きました。

 

自信を持ってオススメ出来る1枚です。5年後10年後もし売却をお考えの際には、是非また私に売却させて下さい。そのくらい自信のある1枚!

この金貨に対してあまり利益利益と言うと怒られそうですが、投資という観点においても非常にオススメ出来る1枚です。

 

平和を願う極上のポルトガレッサー、是非家宝としてお手元に置かれて下さい。

 

 

 

 

 

【ポルトガレッサーについて】

ポルトガレッサーは金貨なのか?メダルなのか?とよく聞かれますが
ポルトガレッサーは正式には「ポルトガレッサー」というひとつのジャンルになりますが、強いて言うなら「貨幣として使えるメダル」という位置付けになります。
「ポルトガレッサー」は元々、16世紀にポルトガルで発行されていた”ポルトゲース”という大型金貨を模倣して造られた献贈用貨幣の総称で、そもそもは流通目的ではございません。
そのような中で、北海・バルト海における貿易同盟「ハンザ同盟」の一大拠点であったハンブルグの中央銀行が、株主への配当用や他の都市との貿易を円滑にするために「バンクポルトガレッサー」と呼ばれる「金貨」を発行していました。
贈答用の「ポルトガレッサー」としての側面と同時に貿易の売買にも利用できる「貨幣」の二面性があったのです。
こうした歴史的経緯もあり「貨幣として使えるメダル」という言葉が一番しっくり来るかなと思っております。

 

※当店に到着しておりますので、即納コインです。

 

 

 

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