1937年ジョージ6世戴冠記念メダル【SP62】
1937年ジョージ6世戴冠記念メダル【SP62】
【販売価格】
690,000円
【コイン概要】
1937年ジョージ6世の戴冠式記念メダル、PCGS SP62になります。
表面:ジョージ6世
裏面:エリザベス妃
鑑定番号:48218376
https://www.pcgsasia.com/cert/48218376?l=ja
直径32mm、重量 23.28g、91.6%金のゴールドメダルです。
今回ケースが付属されておりましたのでそちらもお付けします。
※到着した現物を確認した所、スラブケースにカッターで切ったような横線の傷が入っておりました。スラブの傷は価格には影響は与えませんので全く問題はございませんが、気になる方はリホルダー(スラブの交換)をオススメ致します。
ロイヤルミント製造の正規品記念ゴールドメダルになりまして、発行枚数は422枚。大小2種類のゴールドメダルが発行されていますが、こちらは小さいサイズになります。
PCGS鑑定枚数は15枚ございます。
937年5月12日、ジョージ6世の戴冠式がウェストミンスター寺院で行われました。
この日は元々、兄エドワード8世の戴冠式の予定だったのですが、エドワード8世が史上最短のわずか325日で退位したため、弟のジョージ6世が急遽英国王になることになりました。
ジョージ6世は国王になるための教育を受けておらず、また、人前で話すのが極端に苦手で、「吃音症」にも悩まされておりました。王の座が回ってきてしまったジョージ6世は人知れず大泣きしたと言われています。どれほどのご苦労があったのかは我々には想像もつきません。
しかし王位についてからのジョージ6世は、父ジョージ5世と同じように国民に愛される王となりました。
吃音症を克服した姿は、映画「英国王のスピーチ」でも描かれました。
第二次世界大戦中、空襲にみまわれたロンドンに家族と留まっただけではなく、国民と同じ配給物資で過ごしていた事など、その誠実な人柄がとても愛された国王でした。
そして、時代は娘のエリザベス2世へと引き継がれていきます。
ジョージ6世といえば、5ポンド金貨が王道ですが、こちらの戴冠記念メダルも有望だと考えております。枚数がメダルの方が遥かに少ないのは言うまでもないですが、デザインも素晴らしく、裏面のエリザベス妃の姿もとても美しいですね。
まだまだ安価で放置されている印象のある戴冠メダル、今が狙い目だと思います。
オークションレコードを見てみましょう。
2022年8月 PF67UCが308万円(18,000$×1.1×@155円)で落札
2023年1月にPF63CAMEOが78万円(4,560$×1.1×@156円)で落札
2024年5月にSP62が62万円(3,600$×1.1×@156円)で落札
【参考】2024年5月に大型のPF65UCが659万円(38,400$×1.1×@156円)で落札
ついこの間まではもっと安かったんですけどね。50~200万くらいのコインメダルは最近特に価格上昇が早い気がします。
直近の5月には大型の高鑑定メダルが650万を超えまして、力強さを感じている1枚です。
こちらは小型のタイプですが、それでもメキメキ価格が上昇してきております。
今回、SP63が69万円でご案内となります。オークションレコード並みの有望な水準でございます。
メダルはまだまだ安く、特に戴冠記念メダルは特にに有望なジャンルだと考えています。エントリーの1枚としてもオススメの1枚です。
※当店に到着しておりますので、即納コインです。