1322年フランスシャルル4世エンジェルドール金貨【AU58】
1322年フランスシャルル4世エンジェルドール金貨【AU58】
【店主オススメ】
990,000円
これからが非常に楽しみな、フランス シャルル4世のエンジェルドール金貨NGC AU58になります。
表面 アニュス・デイ(Agnus Dei、聖子羊)
裏面 十字架に王室の紋章
直径約23mm、重量約4.06gの金貨になります。
鑑定番号:6532176-010
https://www.ngccoin.com/certlookup/6532176-010/58/
NGC鑑定枚数は6枚のみ、AU58は2枚ございます。
このコインを見て、思い出すのはジャン2世のムートンドール金貨でしょう。こちらはジャン2世の叔父(間違ってたらすいません、この時代の家系図複雑すぎるので)にあたるシャルル4世のエンジェルドール金貨になります。
サイズ・デザインはほぼムートンドールと同じです。時代的にはこちらのエンジェルドールの方がより元祖となります。
シャルル4世は父親譲りのその端正な顔立ちから、同じく「美王」と呼ばれておりました。カペー朝の最後の国王としても有名でして、このカペー朝の断絶により王位継承は混沌を極めます。この王位継承によるゴタゴタが、のちの英仏100年戦争へと繋がっていきます。
日本ではまだ馴染みの薄いエンジェルドールかと思いますが、そのポテンシャルはムートンドールを優に凌ぐでしょう。
NGC鑑定枚数はわずかに6枚のみ、これは、全ての年度を合算した数字です。非常に希少性の高いコインでございます。
オークションレコードを見てみましょう。レコードが少ないので、父、フィリップ4世とシャルル4世のレコードを載せています。
2018年1月 フィリップ4世のAU58が86万円(5,280$×1.1×@148円)で落札
2022年1月 フィリップ4世のAU53が127万円(7,800$×1.1×@148円)で落札
2022年1月 シャルル4世のMS62が193万円(11,700$×1.1×@150円)で落札
↑スラブにはフィリップ6世と書いてますが、これはNGCのミスです。
シャルル4世とその父フィリップ4世のエンジェルドールは概ね同等の価格と考えます。本当に良いコインは急激に価格が上昇するのではなく、ゆるやかな上昇曲線を描きます。非常に理想的な価格の伸びですね。
シャルル4世としては、2022年にMS62が193万円で落札されております。
その上で、今回AU58で99万円でのご案内でございます。上記レコードを鑑みますと、非常に妥当な価格であると考えます。
100万円以内でお探しの方は非常にオススメの1枚です。
こういった歴史的意義が深く、希少性が高く、そしてまだ安値で放置されているコインこそ今後は狙っていきたいですね!5年後10年後が非常に楽しみな狙い目コインです。
※当店に到着しておりますので、即納コインです。