【大人気】神聖ローマ帝国ニュルンベルク1700年ラムダカットクリッペ金貨リストライクMS61
神聖ローマ帝国ニュルンベク1700年ラムダカットクリッペ金貨リストライクMS61
【販売価格】
790,000円
【コイン概要】
神聖ローマ帝国ニュルンベルク1700年ラムダカットクリッペ金貨リストライク MS61になります。リストライクと言いましても鋳造は1750年代でして、オリジナルと価格差はほとんどない状況です。
表面:「PAX(平和)」の旗を持ち、地球の上に立つ羊
裏面:神聖ローマ帝国とニュルンベルクの紋章と平和の象徴である「鳩」
少しデザインの説明をしたいと思います。
【表面】
描かれている「子羊」はキリスト教では神の子羊(キリストの象徴)として扱われております。
その子羊が「PAX(平和)」という強烈なメッセージの旗を持っています。
周辺の文字は
TEMPORA NOSTRA PATER DONATA PACE CORONA
⇒「キリストが我々の時代に平和という贈り物を届けてくれる」みたいな意味になります。
また、MDCCの文字だけ少し大きく描かれているのですが、これはローマ数字で1000、500、100、100を表しており、全て足すと「1700年」の年号を意味します。なぜ年号を暗号にしたのかは分かりませんが、何か意味があったのかもしれません。
【裏面】
紋章の上に平和の象徴である鳩が描かれております。
周辺の文字は
RESP. NORIMBERGENSIS SECVLVM NOVVM CELEBRAT
⇒「ニュルンベルクが新世紀をお祝いします」みたいな意味になります。
このように、表裏の至る所に平和をモチーフにしたデザインが施されています。
なぜこれほどまでに「平和」がデザインされているかと言うと、それは人類史上最悪の宗教戦争とも言われている三十年戦争(1618年~48年)の影響が大きいと言われています。三十年戦争では何と800万人もの死者を出したと言われており、子ども女性問わずたくさんの人々が虐殺されてしましました。ニュルンベルクは戦場となり、甚大な被害を受けたと言われています。
1700年という新しい「世紀」を迎え、今世紀こそは、平和な世の中になって欲しい!そんな想いが込められた渾身の1枚だと思います。
オークションレコードを見てみましょう。
2022年11月 MS63リストライクが86万円で落札
2023年10月にMS62リストライクが104万円で(5,000€×1.2×1.1×@157円)落札
ご存じの通り、ドンドン価格が上昇しています。MSグレードの1ダカットが100万以下で入手出来るのは2023年まででしょう。
前回は同じMS61で69万円でしたが、今回はMS61で79万でのご案内となります。MS62で100万を超えるレコードも出てしまっておりますので、すでに最安値の水準かと思います。
まさにクリスマスにぴったりの1枚、早いもの勝ちです。
ラムダカット金貨は、この混沌とした今の時代にこそ必要な1枚だと思います。是非、大切にして頂ける方にお譲りしたいです。
※現在仕入れ中(2023.12.22)です。到着は1月中旬になるかと思います。