1869年BBナポレオン3世100フラン金貨【MS63】
1869年BBナポレオン3世100フラン金貨【MS63】
【販売価格】
1,750,000円
1869年ストラスブール鋳造のナポレオン3世100フラン金貨 MS63になります。
直径35mm、重量約32.3g
鑑定番号:2139628-025
https://www.ngccoin.com/certlookup/2139628-025/63/
同年度のNGC鑑定枚数は226枚でMS63は25枚、上位は20枚ございます。
フランスの王道アンティークコイン、ナポレオン3世100フラン金貨になります!
ナポレオン100フラン金貨はフランス金貨の中で最も有名な金貨の一つですが、少し説明が必要かと思われます。
まず、ナポレオン金貨には有冠のものと無冠のものがあります。有冠の方が人気が高いです。今回のコインも有冠タイプです。
次に造幣地がパリ(A)とストラスブール(BB)があり、年度と造幣地によってその希少性が異なります。いかにざっくりと書きました。
無冠タイプ(1855年から1860年)
パリ:約33万枚
ストラスブール:約2万枚
有冠タイプ(1862年から1870年)
パリ:約7万枚
ストラスブール:約3万枚
パリミント
1862年:6,650枚
1864年:5,536枚
1865年:1,517枚←希少性No.3
1866年:9,041枚
1867年:4,039枚
1868年:2,315枚←希少性No.4
1869年:28,872枚
1870年:10,460枚←残存枚数がほとんどなく希少性No.1
ストラスブールミント
1862年:3,078枚
1863年:5,078枚
1866年:3,075枚
1867年:2,807枚
1868年:789枚←希少性No.2
1869年:14,212枚←今回の年度です。
今回は1869年BBです。最も市場流通量が多い年度ですので、最も安価となります。他の年度と比べると2割ほど価格が下がりますので、年度に特に拘りがないよ!と言う方には逆に良いかもしれません。
オークションレコードを見てみましょう。
①2023年5月に1864A(5,536枚)MS64が307万円(18,600$×1.1×@150円)で落札
②2023年8月に1867BB(2,807枚)のMS63が228万円で(13,800×1.1×@150円)落札
③2023年10月に1862BB(3,078枚)のMS63が266万円で落札
MS63ですらもう200万円以内では入手出来ないレベルになってきました。2年前はMS63が100万切るくらいの時代もありましたので、あっと言う間に2倍以上になってしまった感覚です。
今回、MS63で175万円でのご案内になります。1869年BBのMS63でまだこの価格のレコードはありませんので価格設定は少々迷いましたが、
他年度MS63の上記レコード(1862,1867)よりも2割安いと考えても、単純計算で
②228万×0.8=182万円
③266万×0.8=212万円
となりますし(ただの机上の空論です。参考になれば参考にして下さい)
それこそこれをオークションワールドなんかにに出したら、この価格は余裕で超えてくると思われますので、この価格とさせて頂きました。
転売防止の為にも利益はそこそこ取ってますの、もしこれより安く売られている所があれば教えてください。その時は値引きします。
大人気ナポレオン3世100フラン是非入手されて下さい。店主オススメの1枚です。
※当店に到着しておりますので、即納コインです。