【MS 4/5/4/5】ソリダス金貨 ビザンチン帝国(東ローマ帝国)フォーカス1世
【MS 4/5/4/5】ソリダス金貨 ビザンチン帝国(東ローマ帝国)フォーカス1世
【販売価格】
200,000円
ビザンチン帝国(東ローマ帝国) ソリダス金貨になります。MS Strike: 4/5 Surface: 4/5のハイグレード品です。マイナス評価もついておらず、非常に状態の良い逸品になります。
鑑定番号:6323589-001
https://www.ngccoin.com/certlookup/6323589-001/NGCAncients/
602年~610年、フォーカス1世の統治の時代に鋳造されてソリダス金貨です。
重量4.40gの金貨です。
ソリダス金貨は、4世紀のローマ皇帝、コンスタンティヌス1世が、インフレ対策として発行したとされる金純度の高い金貨で、当時としては異例の95%以上の金含有率を誇りました。11世紀ころまで高純度を維持し、「中世のドル」として地中海世界で最も信頼される貨幣として流通した金貨です。中世フランスや南米などで使われた通貨のソル(Sol)、中世イタリアで使われたソルド(soldo)、中世スペインで使われたスエルド(sueldo)などはすべてソリダスに由来し、ソリダスの頭文字のSは、現代の$の記号の由来とも言われています。まさに通貨の基盤を築いた金貨と言えます。
流通貨幣として大量に発行されていた金貨で、状態の良いものも比較的多く、基本的にはまだ20万程度で取引されています。コンスタンティヌス1世のソリダス金貨だけは突出して高額となっていますが、他は皇帝によって大きな差はないようです。
ご覧の通り、小ぶりでとても可愛らしいデザインが多いです。皇帝の顔が可愛くてほのぼのします。
最近のオークションでは高値をつけるようになってきており、入手が難しくなってきました。特にクリップやブッシュなどのマイナス評価がついていないソリダスは高値になる傾向が強いです。歴史的背景を考えると、まだまだ過小評価されているコインであり、今後が非常に有望なコインだと私は考えております。
ソリダスは枚数が多いので「AUグレード以上」「マイナス評価なし」を入手されることをオススメします。