1505年ヘンリー7世ゴールドエンジェル金貨【AU58】
1505年ヘンリー7世ゴールドエンジェル金貨【AU58】
【店主オススメ】
1,750,000円
1505年ヘンリー7世ゴールド「エンジェル金貨」、NGC AU58になります。
表面 聖ミカエルのドラゴン退治
裏面 十字マストの帆船
鑑定番号:6866422-002
https://www.ngccoin.com/certlookup/6866422-002/58/
直径約29mm、重量約5.13gの金貨になります。
NGC鑑定枚数は57枚、AU58は13枚、上位は19枚ございます。
ヘンリー7世は、リチャード3世との薔薇戦争において勝者し、チューダ朝の初代イングランド王です。
王政を強固なものにしたことで高く評価された王であり、海外進出にも力を注ぎました。その流れは息子のヘンリー8世、孫のエリザベス1世へと受け継がれていきます。
私はモダンコインに興味がないのですが、2022年にロイヤルミントから発売された「British Monarchs Collection」偉大なる英国王シリーズの「第一弾」に選ばれたのがヘンリー7世です。それほど評価の高い王であると言えます。
エンジェル金貨はエドワード4世が初めて発行した金貨です。エドワード4世は実は1470年に一度失脚し、ヘンリー6世に王位の座を奪われているのですが、その後1471年に王位に復活します。その復活を記念してこのエンジェル金貨が発行され始めたと言われています。
一度失脚した王が復権することは極めて珍しく、歴史的にも非常に価値が高いのがこのエンジェル金貨です。
エンジェル金貨の呼称は、「大天使ミカエル」に由来し、古くはユダヤ教、そしてキリスト教、イスラム教へと引き継がれ、最も偉大な天使の一人とされています。エドワード3世の治世以降の主流であったノーブル貨に代わって採用されたため、「エンジェル・ノーブル」と呼ばれることもございます。
エンジェル金貨は、その縁起の良さから装飾品などにして身に着けていた人も多く、状態のよいものが非常に少ないです。
オークションレコードを見てみましょう。
2023年8月 AU58が198万円(12,000$×1.1×@150円)で落札
2022年1月 AU55が198万円(12,000$×1.1×@150円)で落札
2022年8月 AU58が218万円(13,200$×1.1×@150円)で落札
エンジェル金貨はグレードだけではなくコインの状態にも価格が左右されます。やはりしっかりとエンジェルの顔が残っている方が好まれます。
AU55~58のグレードでも大体200万円ほどで落札されております。
今回、AU58で175万円でのご案内となります。オークションレコードを遥かに下回る、破格の水準と言ってよいでしょう。
是非大切にして頂ける方にお譲りしたい逸品、文句なしのおススメの1枚です。
※当店に到着しておりますので、即納コインです。