1831年ウィリアム4世戴冠記念ゴールドメダル【PF62+UC】
1831年ウィリアム4世戴冠記念ゴールドメダル【PF62+UC】
【販売価格】
3,800,000円
1831年ウィリアム4世戴冠記念ゴールドメダルNGC PF62+UCになります。
表面:ウィリアム4世
裏面:アデレード王妃
鑑定番号:6862151-001
https://www.ngccoin.com/certlookup/6862151-001/62/
NGC鑑定枚数はPFが1枚、PFCAMEOが9枚、PFUCが13枚、PF62+UCは1枚のみ、上位は2枚のみでございます。非常に希少性の高い1枚です。
直径約33mm、重量27.59gのゴールドメダルです。
イギリスの戴冠記念メダルは大体の国王を取り扱ったことがございますが、ウィリアム4世の戴冠記念メダルは何気に初登場です。ちょいちょい見かけはしますが、かなかな入手が叶わず、希少性もかなり高い部類に入るかと思います。
こちらは、ウェストミンスター寺院で行われたウィリアム4世の戴冠式を記念して、1831年にロイヤルミント(イギリスの王立造幣局)で発行されたゴールドメダルになります。発行枚数は965枚と言われており、鏡面仕上げが非常に美しい1枚です。
そしてこのメダルのデザインを手がけたのは、ご存じ天才彫刻家のウィリアムワイオンです。
ウナライオン・ゴチッククラウン・ジョージ4世5ポンド・モハール金貨など数々の名作を作り上げた彼のコインは、それだけを収集するコレクターがいるほどの人気を誇ります。
ワイオン独特の柔らかいタッチで描かれているこちらのメダルは、まさに隠れた名品のひとつと言えるでしょう。
ウィリアム4世はヴィクトリア女王以前の1830~1837年の英国王でして、ジョージ3世を父、ジョージ4世を兄にもちます。
即位する前は海軍であったため、「船乗り王」(Sailor King) の愛称で親しまれました。侍従を連れずに街を自由に歩き回り、市民とも気さくに話すような国王でした。
在位期間が短い為コインがほとんどなく、ウィリアム4世のコインと言えばこちらの戴冠記念メダルか、先日紹介した2モハールか1モハールくらいになります。
オークションレコードを見てみましょう。
2023年8月にPF62CAMEOが262万円で(16,800$×1.1×@142円)落札
2024年9月にPF62UCが319万円で(17,000$×1.2×1.1×@142円)落札
戴冠記念メダルは今かなり来ています!こちらのメダルも2018年頃はこの半値くらいで十分入手出来ていたのですが、かなり上がってきました。まだまだ伸びしろ十分の戴冠記念メダルかと思います。
今回、懇意にしている海外ディーラーの海外在庫品ですが、PF62+UCで380万円でのご案内です。価格については驚くほど安いという訳ではありませんが、概ね妥当な価格の範囲であると考えます。このメダルのポテンシャルを考えると、投資としても十二分に有用な1枚だと思います。
ウィリアムワイオンの隠れた名品、ウィリアム4世の戴冠記念メダルを是非入手されて下さい。
※懇意にしている海外ディーラーの海外在庫品になります。現在私の方で在庫を確保させてもらっておりますが、コイン自体は海外にございます。注文後到着まで3週間ほどお時間を頂きます。