1902年エドワード7世5ポンド金貨【PF62MATTE】
1902年エドワード7世5ポンド金貨【PF62MATTE】
【販売価格】
990,000円
王道のイギリス5ポンド金貨シリーズ、今回は1902年エドワード7世5ポンド金貨PF62MATTEになります。
表面:エドワード7世
裏面:聖ジョージの竜退治
鑑定番号:6767923-005
https://www.ngccoin.com/certlookup/6767923-005/62/
NGC鑑定枚数は315枚、PF62MATTEは73枚、上位は25枚ございます。
1902年エドワード7世の5ポンド金貨になります。エドワード7世の5ポンド金貨は艶消しの加工がされているマットプルーフタイプで、重厚感のあるとても渋いデザインです。まさに、ザ・アンティークコインと呼べるコインではないかと。
エドワード7世は、ヴィクトリア女王の長男です。ビクトリア女王の在位が63年と非常に長かったことから、59歳で国王に即位します。この流れは今のエリザベス2世→チャールズ国王の流れに酷似していますね。
わずか9年という短い在位期間中に英仏協商、英露協商を締結し、古くからの敵国とされてきた国々との関係を修復しました。さらに遠く離れた地で新興してきた日本とも関係を築き日英同盟を結ぶなど外交面において活躍。「ピースメーカー」と称されました。
5ポンド金貨はエドワード7世の戴冠を記念して1902年に発行された単年度発行のコインで。発行枚数は8,066枚。PR62という鑑定はこのコインの中では上位に入るグレードですが、まだまだ価格も安価なことからエントリーコインとしても有用です。
以前youtubeでも動画を出したことがありますが、私はこのコインは「安すぎ」だと思っております。
はっきり申し上げますと、こちらのエドワード7世5ポンド金貨は他の5ポンド金貨(ビクトリア・ジョージ5世・ジョージ6世など)と比較すると人気がありません。
エドワード7世自身が、ビクトリアの人気の陰に隠れていたことと、このコインがマットプルーフであることが不人気の理由だと思っていますが、どう考えても他の5ポンドと比較すると安すぎです。
オークションレコードを見てみましょう。
2022年5月 PF61MATTEが105万円(7,200$×1.1×@132円)で落札
2021年5月 PF62MATTEが80万円(5,520$×1.1×@132円)で落札
2023年3月 PF62MATTEが106万円(5,000€×1.2×1.1×@160円)で落札
2023年9月 PF61MATTEが85万円(4,000€×1.2×1.1×@160円)で落札
まだまだ安いと言いましたが、2022年に入りPF61が100万円を超えてきました。このレコードは少し高かったかと思いますが、直近2023年3月にもPF62が100万近くで落札されましたので、PF62で100万円と言うのがひとつの目安になってきたと思います。
今回、私の仕入れ価格も90万を超えています。薄利ですが、何とか100万以内でご案内したかったので、今回PF62MATTEで99万円でのご案内とさせて頂きます。
すでにオークションレコード以下の水準となっており、大変お得感の強い1枚です。少なくとも当店ではPF62MATTEを100万以下でご案内出来るのはこれが最後になるかと思います。
過小評価されているこちらの5ポンド金貨、オススメでございます。
※当店に到着しておりますので、即納コインです。