【これは状態が凄い!】1934年チェコスロバキア10ダカット金貨【MS66+】
1934年チェコスロバキア10ダカット金貨【MS66+】
【販売価格】
7,600,000円
当店でもかなり人気が出てきました、1934年チェコスロバキア10ダカット金貨、今回は超ハイグレードのNGC MS66+になります。
表面:馬上で剣を持つチェコの守護聖人・聖ヴァーツラフ1世
裏面:チェコのライオンとスロバキアの盾
直径42mm、重量約34.90g、98.6%金の金貨です。
鑑定番号:6644646-001
https://www.ngccoin.com/certlookup/6644646-001/66/
同年度NGC鑑定枚数47枚で、MS66+は2枚、上位はMS67の1枚のみの準最高鑑定品でございます。
チェコスロバキアの10ダカット金貨です。最近日本でもグイグイ人気が出てきている印象がございます。まもなく正式なアンティークコインの仲間入りを果たすヨーロッパの大型10ダカット金貨ですので当然と言えば当然かもしれません。
チェコの10ダカットは1929~1951年にかけて発行された金貨でして、年度によっても価格差がございます。少し発行枚数と鑑定枚数を調べてみました。
市場に出回っているもののほとんどは1929年、1931~34年ものになります。発行枚数が1000枚を切る1930年、1935~1938年、1951年は特年と言えるでしょう。ほとんど入手不可能な年度もございます。
表面に描かれているのは10世紀のボヘミアの大公「ヴァーツラフ1世」です。ボヘミア地方において初めてコインを発行した絶対的な権力者でした。
実の弟によって暗殺されてしまったヴァーツラフ1世は、死後にボヘミア初の聖人、「聖ヴァーツラフ」となります。
現在もチェコの守護聖人として絶大な人気を誇るヴァーツラフ1世は、偉大なる理想の騎士として今もチェコの象徴となっております。
銘文にはNEDEJ·ZAHYNOUTI·NÁM·I·BUDOUCÍM
チェコ語で「我々と未来の人々を守りたまえ」という意味になります。
裏面にはチェコの象徴であるライオン、盾、チェコの国花である菩提樹です。
ライオンと菩提樹を囲むように彫られている文字は
REPUBLIKA ČESKOSLOVENSKÁ(チェコ共和国)と描かれております。
ご存じの通り、チェコスロバキアという国はもう存在しておりません。今はなき国の最高の1枚を是非入手されてみて下さい。
デザインも大変美しく、お探しの方も多いのではないでしょうか。
オークションレコードを見てみましょう。
2024年1月に1931年(発行枚数1241枚)MS67が845万円で(48,000$×1.1×@160円)落札
2024年1月に1933年(発行枚数1778枚)MS66+が760万円で(43,200$×1.1×@160円)落札
2023年8月に同じ1934年(発行枚数1298枚)のMS66が803万円で(45,600$×1.1×@160円)落札
MS66以上は最高鑑定級ということで、どの年度ももちろん高値で取引されております。
今回、MS66+で760万円でのご案内となります。同じ1934年のMS66が800万超えで落札されておりますので、こちらはオークションレコードを下回る水準といえます。
価格も申し分ないのですが、それ以上にこのコインのオススメポイントがあるとすればコインそのものの状態です!まだ写真で見ただけですが、非常に状態が素晴らしく、めちゃくちゃ綺麗です。今まで結構な枚数の10ダカットを見てきましたが、NO.1の状態だと思います。
是非大切にして下さる方にお譲りしたい逸品です。
まもなく正式にアンティークコインの仲間入り(100年以上前)するチェコスロバキアの大型金貨、大変オススメでございます。
※資金繰りの関係もあり、こちらは実は正式にはまだ海外在庫品ですが、私が期間限定で確保しているものになります。注文が入り次第輸入手続きを行います。到着までもう5~6週間ほどお時間を頂きます。