【有望大型コイン】1830年オーストリア帝国フランツ2世(1世)4ダカット金貨MS60
1830年オーストリア帝国フランツ1世4ダカット金貨MS60
【販売価格】
1,520,000円
1830年神聖ローマ帝国最後の皇帝フランツ2世(オーストリア皇帝としてはフランツ1世)の4ダカット金貨、MS60のハイグレード品になります。
表面:オーストリア皇帝・フランツ1世
裏面:双頭の鷲
鑑定番号:6644073-009
https://www.ngccoin.com/certlookup/6644073-009/60/
他年度を含めるともう少し多いですが、同年度NGC鑑定枚数は6枚のみ、MS60は3枚ございます。
フランツ2世は神聖ローマ帝国最後の皇帝です。神聖ローマ帝国は「アウステルリッツの戦い」に敗れ、ナポレオン・ボナパルトによって解体されます。
1806年8月6日、ウィーンで神聖ローマ帝国の終焉を宣言したのが今回のフランツ2世でございます。こうして、962年以来844年間続いた神聖ローマ帝国は滅亡しました。
フランツ2世はその後オーストリア皇帝フランツ1世としてオーストリアを統治しますが、今回のコインは1830年のオーストリアで発行された4ダカット金貨になります。
日本ではまだまだ馴染みの少ないフランツ2世ですが、時代の大きな転換点の当事者である彼のコインは歴史的にも非常に意義深いものがあります。
この歴史的背景に加え、4ダカットサイズ、どう考えても安値で放置されているコインのひとつだと考えます。今後、入手がどんどん難しくなっていくことは明白でしょう。
オークションレコードを見てみましょう。
2024年3月にMS62+が190万円で(8,500€×1.2×1.1×@170円)落札
2024年5月にMS61が296万円で(13,000CHF×1.2×1.1×@173円)落札
【参考】2020年1月にMS66PLが580万円で(33,600$×1.1×@157円)落札
実はこのコイン、ずっと狙っていたのですが、オークションでは想定よりも価格が伸びてしまい、なかなか入手出来ませんでした。
2024年に入ってMS62で190万、MS61で296万(これはさすがに高すぎたとは思いますが)で落札されており、かなり力強さを増してきている印象です。
当店でも一度だけ、MS61を152万円で販売した実績がございます。
今回、MS60で152万円でのご案内でございます。価格については上記レコードを見て頂ければお分かりかと思いますが、非常に妥当な価格です。
神聖ローマ最後の皇帝、大型4ダカット、MSグレード200万円以下ということで、鉄板の1枚になるでしょう。
歴史的に非常に深みのあるこの1枚、店主オススメの1枚です!
※現在仕入れ中(2024.6.21)です。到着まであと1週間ほどお時間を頂きます。