【極上】1823年ドイツ ハンブルク 10ダカットサイズ ポルトガレッサー金貨【MS63DPL】

1823年ドイツ ハンブルク 10ダカットサイズ ポルトガレッサー金貨MS63DPL

(6636328-019)
2023年11月13日

【店主オススメ】  

2,350,000

極上のポルトガレッサーが入ってきました!

1823年ドイツ ハンブルク 10ダカットサイズ ポルトガレッサー金貨になります。

 

NGC MS63DPLという、素晴らしい鑑定を受けております。

鑑定番号:6636328-019

https://www.ngccoin.com/certlookup/5790173-011/63/

鑑定枚数は不明ですが、PCGSでSP62、SP63+が1枚、NGCでPF63UC、MS62、MS63、MS63+が1枚あるのは確認出来ました。非常に希少性の高い1枚であるとともに、MS63DPLというのは限りなく最高鑑定に近い状態かと思います。

 

重量約34.9g、直径約41.35mm、10ダカットサイズのポルトガレッサーです。

 

こちらのポルトガレッサーは、ハンブルクの市民憲法制定300周年を記念して発行された金貨になります。

少しデザインを見てみましょう。

 

表面には

市議員とルター派教区教会の聖職者4人(聖カタリ―ネン,聖ニコライ,聖ヤコビ,聖ペトリ)が、「神の箱」と呼ばれる献金箱の前に立っている姿が描かれています。

銘文には

der Gründung seiner bürgerschaftlichen Verfassung am 29 September 1528と刻印されており、直訳すると

「1528年9月市民憲章の制定」みたいな意味になります。

当時の様子が描かれた絵画の様で、この時代にタイムスリップ出来るような気がします。

 

裏面には

ハンブルクの市章と、五つの教区のシンボルと幾何学文様が描かれており

銘文には

das dankbare Hamburg am 29 September 1528と刻印されております。

「1828年9月ハンブルクに感謝して」みたいな意味でしょうか。

 

私は、ポルトガレッサーは是非コレクションに加えて欲しい1枚だと常々思っております。10年後に大化けする可能性も高いジャンルです。1600年代の10ダカットポルトガレッサーはすでに数千万円の値を付けておりますが、1800年代のものはまだ何とか手に入る価格帯です。いずれ値上がりすることは必至だと思いますので、是非1枚は持っておいて頂きたいです。

 

 

オークションレコードを見てみましょう。

2022年9月 PF63UCが255万円(12000€×BP1.2×1.1×@161円)で落札

2023年5月 SP62が189万円(11,400€×1.1×@151円)で落札

今回、MS63DPLの最高鑑定級の状態で235万円でのご案内でございます。ポルトガレッサーに関してはMSとPFの違いはほぼない(というか通常区別されるものではない)かと思われますので、この価格は非常に有望な価格だと言えます。

 

10ダカットサイズのポルトガレッサーは日に日に入手が難しくなってきました!非常に有望なジャンルで、主オススメの逸品でございます!

 

 

 

 

【ポルトガレッサーについて】

ポルトガレッサーは金貨なのか?メダルなのか?とよく聞かれますが
ポルトガレッサーは正式には「ポルトガレッサー」というひとつのジャンルになりますが、強いて言うなら「貨幣として使えるメダル」という位置付けになります。
「ポルトガレッサー」は元々、16世紀にポルトガルで発行されていた”ポルトゲース”という大型金貨を模倣して造られた献贈用貨幣の総称で、そもそもは流通目的ではございません。
そのような中で、北海・バルト海における貿易同盟「ハンザ同盟」の一大拠点であったハンブルグの中央銀行が、株主への配当用や他の都市との貿易を円滑にするために「バンクポルトガレッサー」と呼ばれる「金貨」を発行していました。
贈答用の「ポルトガレッサー」としての側面と同時に貿易の売買にも利用できる「貨幣」の二面性があったのです。
こうした歴史的経緯もあり「貨幣として使えるメダル」という言葉が一番しっくり来るかなと思っております。

 

※現在仕入れ中です(2023年11月14日)。到着まであと1週間ほどお時間を頂きます。

 

 

 

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