1322年フランスシャルル4世エンジェルドール金貨【AU58】

6532176-010
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1322年フランスシャルル4世エンジェルドール金貨【AU58】

(6532176-010)
2024年02月15日

【店主オススメ】

1,100,000

先ほどのフィリップ4世のエンジェルドールに続いて、こちらはその息子シャルル4世の

エンジェルドール金貨NGC AU58になります。

 

表面  アニュス・デイ(Agnus Dei、聖子羊)

裏面 十字架に王室の紋章

直径約23mm、重量約4.06gの金貨になります。

 

鑑定番号:6532176-010

https://www.ngccoin.com/certlookup/6532176-010/58/

 

NGC鑑定枚数は4枚のみになります。

 

このコインを見て、思い出すのはジャン2世のムートンドール金貨でしょう。こちらはジャン2世の叔父(間違ってたらすいません、この時代の家系図複雑すぎるので)にあたるシャルル4世のエンジェルドール金貨になります。

サイズ・デザインはほぼムートンドールと同じです。時代的にはこちらのエンジェルドールの方がより元祖となります。

 

シャルル4世は父親譲りのその端正な顔立ちから、同じく「美王」と呼ばれておりました。カペー朝の最後の国王としても有名でして、このカペー朝の断絶により王位継承は混沌を極めます。この王位継承によるゴタゴタが、のちの英仏100年戦争へと繋がっていきます。

 

日本ではまだ馴染みの薄いエンジェルドールかと思いますが、そのポテンシャルはムートンドールを優に凌ぐでしょう。

 

NGC鑑定枚数はわずかに4枚のみ、これは、全ての年度を合算した数字です。非常に希少性の高いコインでございます。

 

オークションレコードを見てみましょう。レコードが少ないので、フィリップ4世とシャルル4世のレコードを載せています。

 

2018年1月 フィリップ4世のAU58が87万円(5,280$×1.1×@150円)で落札

2022年1月 フィリップ4世のAU53が129万円(7,800$×1.1×@150円)で落札

2022年1月 シャルル4世のMS62が193万円(11,700$×1.1×@150円)で落札

↑スラブにはフィリップ6世と書いてますが、これはNGCのミスです。

 

シャルル4世とフィリップ4世のエンジェルドールは概ね同等の価格と考えます。本当に良いコインは急激に価格が上昇するのではなく、ゆるやかな上昇曲線を描きます。非常に理想的な価格の伸びですね。

シャルル4世としては、2022年にMS62が193万円で落札されております。

 

その上で、今回AU58で110万円でのご案内でございます。上記レコードを鑑みますと、非常に妥当な価格であると考えます。

今回、フィリップ4世のエンジェルドールMS62とともに掲載させて頂きました。

どちらも自信を持ってオススメ出来る1枚です。貴重なアンティークコインは是非入手されて下さい。

 

※当店に到着しておりますので、即納コインです。

 

在庫状態 : 在庫有り
¥1,100,000(税込)
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