【有望大型コイン】1811年オーストリア帝国フランツ1世4ダカット金貨MS61

1811年オーストリア帝国フランツ1世4ダカット金貨MS61

(6384514-039)
2022年12月24日

【販売価格】

1,520,000

1811年神聖ローマ帝国最後の皇帝フランツ2世(オーストリア皇帝としてはフランツ1世)の4ダカット金貨、MS61のハイグレード品になります。

 

表面:オーストリア皇帝・フランツ1世

裏面:双頭の鷲

鑑定番号:6384514-039

https://www.ngccoin.com/certlookup/6384514-039/61/

 

他年度を含めるともう少し多いですが、同年度NGC鑑定枚数は3枚のみ、MS61は準最高鑑定品でございます。

 

(注意)先日ご紹介したマリアテレジアの夫のフランツ1世とは別人物ですのでご注意下さい。この時代は本当に分かりにくいですよね。。。

 

 

フランツ2世は神聖ローマ帝国最後の皇帝です。神聖ローマ帝国は「アウステルリッツの戦い」に敗れ、ナポレオン・ボナパルトによって解体されます。

1806年8月6日、ウィーンで神聖ローマ帝国の終焉を宣言したのが今回のフランツ2世でございます。こうして、962年以来844年間続いた神聖ローマ帝国は滅亡しました。

 

フランツ2世はその後オーストリア皇帝フランツ1世としてオーストリアを統治しますが、今回のコインは1811年のオーストリアで発行された4ダカット金貨になります。

 

日本ではまだまだ馴染みの少ないフランツ2世ですが、時代の大きな転換点の当事者である彼のコインは歴史的にも非常に意義深いものがあります。

 

この歴史的背景に加え、4ダカットサイズ、どう考えても安値で放置されているコインのひとつだと考えます。今後、入手がどんどん難しくなっていくことは明白でしょう。

 

 

オークションレコードを見てみましょう。

2020年1月にMS62PLが243万円で(16,800$×1.1×@132円)落札

※落札当時為替レート(@106円)で196万円ほど

 

2022年11月にMS61が129万円で(6,500€×1.225×1.1×@147円)落札

※今回の仕入れ価格です。

 

2020年にMS62PLが243万円で落札されておりますので、MS61ですと160~200万くらいが相場かな?と思いますが、ちょっとこのレコードだけでは分かりにくいかと思いましたので、今回私の仕入れ価格もお伝えしておきます。

 

当コインは、先月の欧州オークションにて落札してきました。

落札価格6,500€(結構安く入手出来たと思います)でしたので

6,500€×オークション会社手数料22.5%×輸入消費税10%×@147円/€で約129万円、送料に保険でもろもろ135万円ほどが私の仕入れ価格になります。

それに10%利益を乗せさせて頂くと148万円ほどになりますが、これだと正直ちょっと安すぎかと思いますので、もう3万円だけ上乗せさせて頂き今回152万円でのご案内とさせて頂きます。

価格帯としては非常に有望な価格帯だと思います。

歴史的に非常に深みのあるこの1枚、店主オススメの1枚ですね!

 

現在仕入れ中です。(2022.12.24)、おそらく年明けの到着になると思われます。

 

在庫状態 : 売り切れ
¥1,520,000(税込)
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