【超希少】1656年オリバークロムウェル20シリングブロード試鋳金貨MS62
1656年オリバークロムウェル20シリングブロード試鋳金貨MS62
(6104145-001)
2022年06月01日
【店主おススメ】
9,800,000円
大変希少な金貨の情報が入ってきました!!
1656年 イングランド オリバークロムウェル ブロード試鋳金貨MS62になります。
表面:月桂冠を被ったオリバークロムウェル
裏面:イングランド共和国の紋章
イングランドの象徴であるセントジョージクロス
スコットランドの象徴であるセントアンドリュークロス
アイルランドの象徴であるハープ
https://www.ngccoin.com/certlookup/6104145-001/62/
鑑定番号:6104145-001
重量約9.04gの金貨です。
オリバークロムウェルは、ピューリタン革命(清教徒革命) の指導者で、当時の国王チャールズ1世を公開処刑に追いやったのち、1651年にイングランドで最初で唯一の共和政イングランド・コモンウェルスを成立させました。
1653年に護国卿となり、1658年にロンドンで病死するまで独裁者としてイギリスに君臨しました。
今回の金貨は、オリバークロムウェルが独裁者としていて君臨していた1656年に発行されたものであり、試鋳(パターン)金貨になります。
クロムウェルの死後、1660年にチャールズ1世の息子チャールズ2世が王政復古を果たし、共和政はあっという間に幕を閉じました。前政権を現すこのコインはそのほとんどが溶解されてしまったと言われており、このオリバークロムウェルのコインは非常に希少性が高く、かなりの高額で取引されております。
コイン自体も、この頃から貨幣の製造がハンマー打ちから機械打ちへと移行しており、 以前のコインにより造りが格段良くなっています。1635年より英国ロイヤルミントの主任彫刻家であったトーマスサイモンによってデザインされ、フランス人のピエールブロンドの機械によって打たれた、超稀少な試鋳貨です。
また、オリバークロムウェルはユダヤ人追放令を解除し、ユダヤ人から絶大な支持を得たことでも有名でして、これはアンティークコイン投資においても実は大きな意味を持ちます。
少しコインに詳しい方ならご存じかもしれませんが、アンティークコインの裏にはユダヤ人がいます。彼らがコインを買い漁って手離さないのです。そういった観点から見てもクロムウェルのコインは有望でございます。
オークションレコードを見てみましょう。
2020年5月にMS62が69,000ドル(日本総額約986万円)1ドル@130円計算
2014年1月にMS62が52,875ドル(日本総額約756万円)1ドル@130円計算
現在の相場としては、MS62で900万~1000万程度ではないでしょうか。今回海外在庫品ですが、非常に有望な価格帯だと思います。オークションで取得するよりも安く入手出来る可能性のあるコインです。
店主も是非手にしてみたい激レアコインになります。オススメの逸品です!