1937年ジョージ6世5ポンド金貨【PF63CAMEO】
【PF63CAMEO】1937年ジョージ6世5ポンド金貨
【販売価格】
1,720,000円
【コイン概要】
鉄板のアンティークコイン、1937年ジョージ6世5ポンド金貨PF63CAMEOになります。
表面:ジョージ6世
裏面:聖ジョージの竜退治
鑑定番号:5880295-005
https://www.ngccoin.com/certlookup/5880295-005/63/
重量:約39.94g、直径:38.61mm 91.7%金の金貨です。
【コイン説明】
エリザベス女王の父であるジョージ6世は、1936年から1952年まで在位しました。イギリス並びに海外自治領の国王です。
1937年5月12日、ジョージ6世の戴冠式がウェストミンスター寺院で行われました。
この日は元々、兄エドワード8世の戴冠式の予定だったのですが、エドワード8世が史上最短のわずか325日で退位したため、弟のジョージ6世が急遽英国王になることになりました。
ジョージ6世は国王になるための教育を受けておらず、また、人前で話すのが極端に苦手で、「吃音症」にも悩まされておりました。王の座が回ってきてしまったジョージ6世は人知れず大泣きしたと言われています。どれほどのご苦労があったのかは我々には想像もつきません。
しかし王位についてからのジョージ6世は、父ジョージ5世と同じように国民に愛される王となりました。
吃音症を克服した姿は、映画「英国王のスピーチ」でも描かれました。
第二次世界大戦中、空襲にみまわれたロンドンに家族と留まっただけではなく、国民と同じ配給物資で過ごしていた事など、その誠実な人柄がとても愛された国王でした。
そして、時代は娘のエリザベス2世へと引き継がれていきます。
こちらの5ポンド金貨は1937年の単年度発行で発行枚数は5500枚。正式にはモダンコインの年代ですが、アンティークコインの仲間入りを果たした有望なコインと言って良いでしょう。
イギリスの5ポンド金貨はひとつの王道アンティークコインとしてすでに確立されております。
近年で言えば、「ジョージ5世5ポンド金貨」、その息子「ジョージ6世5ポンド金貨」、そしてその娘「ヤングエリザベス5ポンド金貨」と3世代のコインを集めるのもひとつ面白いかもしれませんね。
オークションレコードを見てみましょう。
2021年1月 PR63が153万円で(10,200$×1.1×@136円)落札
2022年1月 PF63UCが197万円で(13,200$×1.1×@136円)落札
2022年5月 PF63CAMEOが152万円で(10,200$×1.1×@136円)落札
【参考】直近2023年5月にPR66+DCが1,480万円で(99,000$×1.1×@136円)落札
記憶に新しい5月のヘリテージでは、何とPR66+DCが1500万円に迫る勢いでした。これはかなり競りましたし、まだまだ市場価格はPR66DCだと1000万円くらいだとは思いますが、最近のジョージ6世の強さを象徴するオークションレコードでした。
今回、PF63CAMEOで172万円でのご案内です。海外オークションでは大体150~160万程度で落札されておりますので、妥当な価格だと思われます。こちらのコインも5月のヘリテージオークションで約150万円ほどで落札してきたコインになります。
ジョージ6世5ポンドは1枚は保有しておきたい1枚ですので、是非この機会にご検討下さい。
※当店に在庫がございますので、即納商品でございます。