【極上】1828年ドイツ ハンブルク 10ダカットサイズ ポルトガレッサー金貨【PF63UC】
1828年ドイツ ハンブルク 10ダカットサイズ ポルトガレッサー金貨PF63UC
【店主オススメ】
2,800,000円
極上のポルトガレッサーが入ってきました!
1828年ドイツ ハンブルク 10ダカットサイズ ポルトガレッサー金貨になります。
NGC PF63UCという、ポルトガレッサーとしてはビックリするような高鑑定を受けております。
鑑定番号:5790173-011
https://www.ngccoin.com/certlookup/5790173-011/63/
鑑定枚数は不明ですが、PCGSでSP62、SP63+が1枚、NGCでMS62、MS63、MS63+が1枚あるのは確認出来ました。PF鑑定はこの1枚だけかもしれません。
重量約34.9g、直径約41.35mm、10ダカットサイズのポルトガレッサーです。
こちらのポルトガレッサーは、ハンブルクの市民憲法制定300周年を記念して発行された金貨になります。
少しデザインを見てみましょう。
表面には
市議員とルター派教区教会の聖職者4人(聖カタリ―ネン,聖ニコライ,聖ヤコビ,聖ペトリ)が、「神の箱」と呼ばれる献金箱の前に立っている姿が描かれています。
銘文には
der Gründung seiner bürgerschaftlichen Verfassung am 29 September 1528と刻印されており、直訳すると
「1528年9月市民憲章の制定」みたいな意味になります。
当時の様子が描かれた絵画の様で、この時代にタイムスリップ出来るような気がします。
裏面には
ハンブルクの市章と、五つの教区のシンボルと幾何学文様が描かれており
銘文には
das dankbare Hamburg am 29 September 1528と刻印されております。
「1828年9月ハンブルクに感謝して」みたいな意味でしょうか。
私は、ポルトガレッサーは是非コレクションに加えて欲しい1枚だと常々思っております。10年後に大化けする可能性も高いジャンルです。1600年代の10ダカットポルトガレッサーはすでに数千万円の値を付けておりますが、1800年代のものはまだ何とか手に入る価格帯です。いずれ値上がりすることは必至だと思いますので、是非1枚は持っておいて頂きたいです。
難しいのは価格です。この手のポルトガレッサーはほとんどオークションレコードがありませんので、相場を掴むのが難しいです。
同じ10ダカットサイズの同年代のポルトガレッサーのレコードを参考として載せておきます。
2021年10月に1879年10ダカットMS61が266万円で落札
デザインはこちら↑の方が人気があると思いますが、グレードははるかに今回のポルトガレッサーの方が上ですので、私の感覚では今回のポルトガレッサーの相場は300万~350万ほどだと見てます。
また、国内では同じデザインのSP63+が380万円で販売されておりました。
最後にこれは私の仕入れ価格ですが、今回相場が分かりにくいので一応お伝えしておきます。
2022年9月 PF63UCが224万円(12000€×BP1.2×1.1×@142円)で落札
保険・輸送費等含めると240万円弱が私の仕切り価格です。今回は利益を16%ほど乗せさせてもらっております。
相場を考えるともう少し高くても良いかなとも思いましたが、あまり利益を乗せすぎるのも良くないので、300万円を切る価格設定とさせて頂きました。
10ダカットサイズのポルトガレッサーは日に日に入手が難しくなってきました!非常に有望なジャンルで、店主オススメの逸品でございます!
【ポルトガレッサーについて】
※現在仕入れ中です(2022年10月6日)。到着まであと10日ほどお時間を頂きます。