神聖ローマ帝国ニュルンベルク1700年リストライク1/2ラムダカット金貨MS63

神聖ローマ帝国ニュルンベク1700年リストライク1/2ラムダカット金貨MS63

(47485121)
2023年11月01日

【販売価格】

590,000

もはや説明不要の大人気コイン、神聖ローマ帝国ニュルンベルク1700年1/2ラムダカット金貨NGC MS63のハイグレード品になります。

 

表面:「PAX(平和)」の旗を持ち、地球の上に立つ羊

裏面:神聖ローマ帝国とニュルンベルクの紋章と平和の象徴である「鳩」

鑑定番号:47485121

https://www.pcgsasia.com/cert/47485121?l=ja

重量:約1.73gの金貨です。

 

PCGS鑑定枚数はわずかに3枚のみです。こちらは1700年鋳造ではなく、1750年頃に鋳造されたリストライク版です。ラムダカットはオリジナルやリストライクがありますが、1700年代に鋳造されたものであれば価格差はほとんどございません。

 

日本でもとても人気のあるラムダカット金貨は、主に1700年と1703年に発行されました。
5ダカットから1/32ダカットまであり、丸形のものと四角いクリッペと呼ばれるタイプがございます。

 

こちらのラムダカット金貨は、まさに「平和」をテーマにした究極の1枚と言えます。

少しデザインの説明をしたいと思います。

 

【表面】

描かれている「子羊」はキリスト教では神の子羊(キリストの象徴)として扱われております。

その子羊が「PAX(平和)」という強烈なメッセージの旗を持っています。

周辺の文字は

TEMPORA NOSTRA PATER DONATA PACE CORONA

⇒「キリストが我々の時代に平和という贈り物を届けてくれる」みたいな意味になります。

また、MDCCの文字だけ少し大きく描かれているのですが、これはローマ数字で1000、500、100、100を表しており、全て足すと「1700年」の年号を意味します。なぜ年号を暗号にしたのかは分かりませんが、何か意味があったのかもしれません。

 

【裏面】

紋章の上に平和の象徴である鳩が描かれております。

周辺の文字は

RESP. NORIMBERGENSIS SECVLVM NOVVM CELEBRAT

⇒「ニュルンベルクが新世紀をお祝いします」みたいな意味になります。

 

このように、表裏の至る所に平和をモチーフにしたデザインが施されています。

 

なぜこれほどまでに「平和」がデザインされているかと言うと、それは人類史上最悪の宗教戦争とも言われている三十年戦争(1618年~48年)の影響が大きいと言われています。三十年戦争では何と800万人もの死者を出したと言われており、子ども女性問わずたくさんの人々が虐殺されてしましました。ニュルンベルクは戦場となり、甚大な被害を受けたと言われています。

 

1700年という新しい「世紀」を迎え、今世紀こそは、平和な世の中になって欲しい!そんな想いが込められた渾身の1枚だと思います。

 

今回、リストライク1/2ダカットサイズですので、同じリストライク1/2ダカットのオークションレコードを見てみましょう。

2023年10月に1/2ダカットMS63が62.7万円で落札

 

2023年10月に1/2ダカットMS63が55万円で(2,600€×1.2×1.1×@159円)落札

 

今回はMS63で59万円でのご案内となります。すでにオークションレコード以下の水準となっております。

ラム1ダカットの方はMSグレードで100万を超えてきており、100万以下で入手するとなるとことらの1/2ラムダカットのハイグレードが対象になるかと思います。100万円以内でお探しの方には是非オススメしたい1枚です。

 

平和の象徴「ラムダカット金貨」を是非入手されて下さい。

 

※当店に到着しておりますので、即納コインです。

 

在庫状態 : 売り切れ
¥590,000(税込)
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