【最高鑑定】神聖ローマ帝国ニュルンベルク1700年ラムダカット金貨MS63
神聖ローマ帝国ニュルンベク1700年ラムダカット金貨MS63
【販売価格】
1,650,000円
もはや説明不要の大人気コイン、神聖ローマ帝国ニュルンベルク1700年ラムダカット金貨NGC MS63のハイグレード品になります。
表面:「PAX(平和)」の旗を持ち、地球の上に立つ羊
裏面:神聖ローマ帝国とニュルンベルクの紋章と平和の象徴である「鳩」
鑑定番号:47485120
https://www.ngccoin.com/certlookup/6768684-010/61/
重量:約3.4gの金貨です。
PCGS鑑定枚数はわずかに2枚のみ、MS63は一応単独最高鑑定となります。
ちなみにNGC鑑定枚数は27枚、MS63は2枚のみでした。ラムダカットは近年の人気の高騰から微妙なデザイン違いなどのよって鑑定を細かく分けたようですね。このデザインにおいてはMS63は最高鑑定品となります。
少しデザインの説明をしたいと思います。
【表面】
描かれている「子羊」はキリスト教では神の子羊(キリストの象徴)として扱われております。
その子羊が「PAX(平和)」という強烈なメッセージの旗を持っています。
周辺の文字は
TEMPORA NOSTRA PATER DONATA PACE CORONA
⇒「キリストが我々の時代に平和という贈り物を届けてくれる」みたいな意味になります。
また、MDCCの文字だけ少し大きく描かれているのですが、これはローマ数字で1000、500、100、100を表しており、全て足すと「1700年」の年号を意味します。なぜ年号を暗号にしたのかは分かりませんが、何か意味があったのかもしれません。
【裏面】
紋章の上に平和の象徴である鳩が描かれております。
周辺の文字は
RESP. NORIMBERGENSIS SECVLVM NOVVM CELEBRAT
⇒「ニュルンベルクが新世紀をお祝いします」みたいな意味になります。
このように、表裏の至る所に平和をモチーフにしたデザインが施されています。
なぜこれほどまでに「平和」がデザインされているかと言うと、それは人類史上最悪の宗教戦争とも言われている三十年戦争(1618年~48年)の影響が大きいと言われています。三十年戦争では何と800万人もの死者を出したと言われており、子ども女性問わずたくさんの人々が虐殺されてしましました。ニュルンベルクは戦場となり、甚大な被害を受けたと言われています。
1700年という新しい「世紀」を迎え、今世紀こそは、平和な世の中になって欲しい!そんな想いが込められた渾身の1枚だと思います。
オークションレコードを見てみましょう。
2023年10月にMS63が177万円で落札
2023年7月 MS62が89万円で落札
2023年5月にMS62が72万円で(3,000£×1.2×1.1×@183円)落札
【参考】2023年10月に2ダカットMS62が374万円で落札
ご存じの方も多いと思いますが、ラムダカットは数年前までは20万程度で入手出来ていました。今はとてもじゃないですがその価格では入手が出来ません。
今回はMS63で165万円でのご案内となります。昔の価格を知っている私からするとこの価格を安いと言うのは少々違和感がありますが、先日のオークションレコードを下回る水準となっており、逆にこれより安くすると転売されちゃうかなというところで価格設定をさせて頂きました。すでにどこよりも安い水準かと思います。
ラムダカット金貨は、この混沌とした今の時代にこそ必要な1枚だと思います。是非、大切にして頂ける方にお譲りしたいです。
※現在仕入れ中(2023.10.23)です。到着まであと2~3週間ほどお時間を頂きます。