【注目株】1931年ユーゴスラビア4ダカット金貨MS63
1931年ユーゴスラビア4ダカット金貨MS63
【販売価格】
770,000円
1931年にユーゴスラビア王国で発行された4ダカット金貨 NGC MS63のハイグレード品になります。
表面:ユーゴスラビア国王、アレクサンダル1世と王妃マリア
裏面:ハプスブルグ家の紋章「双頭の鷲」
鑑定番号:4711725-012
https://www.ngccoin.com/certlookup/4711725-012/63/
NGCの鑑定枚数は77枚、MS63は11枚、上位は3枚ございます。
当店初登場!ユーゴスラビア王国で1931年に発行された4ダカッ金貨です。
ユーゴスラビアと聞いてピンと来ない方も多いかもしれませんが、バルカン半島を中心とした国家で、1929年~2003年の間に存在しておりました。現在はセルビアやクロアチアなど6ケ国が独立を宣言しています。
こちらのコインは1931年に発行された金貨ですが、この時代のバルカン半島はまさに激動の時代でした。
第一次世界大戦の発端となったサラエボ事件の「サラエボ」は、バルカン半島に位置する都市であり、ここから世界大戦が始まりました。
こちらのコインは第一次世界大戦終結後に誕生した「ユーゴスラビア王国」の初代国王、アレキサンデル1世によって発行されたものです。
しかしアレキサンデル1世は1934年に、フランス外遊中マルセイユで暗殺されてしまいます。この事件の真相は未だに謎に包まれたままですが、暗殺の背後には、それまで抑圧を受けてきたクロアチアの民族主義者の存在もあったとされています。
こちらの4ダカット金貨は在位中に発行された唯一の大型金貨であり、最近ジワジワと人気が出始めています。日本でも某youtuberの方が紹介していて、少し知名度が上がってきました。
発行枚数は10,000枚、NGC鑑定枚数はNGCの鑑定枚数は77枚、MS63は11枚、上位は3枚ございます。
混乱期のコインですので、発行枚数に対して鑑定されたものは少ない印象を受けます。
こちらのコインには正式にはカウンターマークが2種類(SWORD & BIRDSとCORN)があり、レコードを見る限りはCORNの方が若干ですが高値になっているようです。
オークションレコードを見てみましょう。
2021年5月にMS62PL(SWORD & BIRDS)が55万円で(3,360$×1.1×@148円)落札
2021年5月にMS63PL(CORN)が91万円で(5,520$×1.1×@148円)落札
2024年3月にMS60PL(CORN)が116万円で(5,500€×1.2×1.1×@160円)落札
直近2024年3月にMS60PLが116万で落札されておりますが、さすがにこれは高すぎなのではと思います。今の時点では参考程度とすべきですが、すでに高騰の兆しが見えているのかもしれません。
上記のレコードを見る限り、MS63の相場は70~80万と言った所でしょうか。
今回、MS63で77万円でのご案内となります。オークションレコード並みの非常に妥当な価格ですし、直近のレコードを信じるのであればすでにオークションレコードを遥かに下回っている価格帯です。
ヨーロッパの歴史的価値の高い大型の金貨は、安値のうちに仕込んでおくことを是非オススメ致します。大化けする可能性を秘めて注目株の1枚です。
※当店に到着しておりますので、即納コインです。