1863年BBナポレオン3世100フラン金貨【MS62】

1863年BBナポレオン3世100フラン金貨【MS62】

(4478330002)
2023年02月10日

【販売価格】

600,000

【コイン概要】

1863年ストラスブール鋳造のナポレオン100フラン金貨 MS62になります。

直径35mm、重量約32.3g

鑑定番号:4478330002

https://www.ngccoin.com/certlookup/4478330-002/62/

同年度のNGC鑑定枚数は57枚でMS62は7枚、上位は6枚ございます。

 

 

フランスの王道アンティークコイン、ナポレオン100フラン金貨になります!

ナポレオン100フラン金貨はフランス金貨の中で最も有名な金貨の一つですが、少し説明が必要かと思われます。

 

まず、ナポレオン金貨には有冠のものと無冠のものがあります。有冠の方が人気が高いです。今回のコインも有冠タイプです。

次に造幣地がパリ(A)とストラスブール(BB)があり、年度と造幣地によってその希少性が異なります。いかにざっくりと書きました。

無冠タイプ(1855年から1860年)
パリ:約33万枚
ストラスブール:約2万枚

有冠タイプ(1862年から1870年)
パリ:約7万枚
ストラスブール:約3万枚

 

パリミント

1862年:6,650枚

1864年:5,536枚

1865年:1,517枚←希少性No.3

1866年:9,041枚

1867年:4,039枚

1868年:2,315枚←希少性No.4

1869年:28,872枚

1870年:10,460枚←残存枚数がほとんどなく希少性No.1

 

ストラスブールミント

1862年:3,078枚

1863年:5,078枚←今回の年度です。

1866年:3,075枚

1867年:2,807枚

1868年:789枚←希少性No.2

1869年:14,212枚

 

市場に多く出回っているのが1869年のもので、数が多いためやや他年度と比較して2割ほど価格は落ちます。

今回のコインは1863年のストラスブールミントですので発行枚数は5,078枚、発行枚数ベースで言えばナポレオン金貨の中で希少性は中位の部類に入ります。

調べてみたところ、NGC鑑定枚数に関しては1863年BBはわずか57枚と希少性が高く、これは1868年BB(発行枚数789枚、鑑定枚数53枚)に匹敵します。

総合的にはナポレオン100フランの中で希少性は高い部類に入ります。

 

 

 

MS62のオークションレコードを見てみましょう。

 

2022年10月に1868A(2,315枚)MS62が71万円で落札

 

2021年8月に1864A(5,536枚)のMS62が48万円で(3,360×1.1×@132円)落札

※落札当時為替レート(@113円)で42万ほど

2021年8月に1867BB(2,807枚)のMS62が59万円で(4,080×1.1×@132円)落札

ここには載せませんでしたが、2023年1月のオークションでMS63は爆上がりをし、MS63はもう150万くらいの水準になってきました。MS62に関しても追随するように上がっていくことは容易に想像出来ます。

 

MS62はまだまだ金価格+αくらいの価格で入手出来るコインですので、狙い目かもしれません。が、枚数が多いコインですのでさすがにMS61はどうかなあ、、と言った感じです。

 

今回は、MS62で60万円でのご案内になります。

MS62ですので将来大きく価格が上昇する可能性は低い(伸びても100万~150万くらいまでかなと、、)かもしれませんが、この価格なら下振れの可能性は低く、現物資産としては有用です。

大型で価格も安価ですので、エントリーコインとしてもオススメの1枚でございます。

 

※現在仕入れ中(2023.2.9)です。到着までもう10日ほどお時間を頂きます。

在庫状態 : 売り切れ
¥600,000(税込)
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