【大人気】神聖ローマ帝国ニュルンベルク1700年ラムダカット金貨オリジナルMS62
神聖ローマ帝国ニュルンベク1700年ラムダカット金貨オリジナルMS62
【販売価格】
750,000円
【コイン概要】
神聖ローマ帝国ニュルンベルク1700年ラムダカット金貨オリジナルMS62になります。
表面:「PAX(平和)」の旗を持ち、地球の上に立つ羊
裏面:神聖ローマ帝国とニュルンベルクの紋章と平和の象徴である「鳩」
鑑定番号:3957738-009
https://www.ngccoin.com/certlookup/3957738-009/62/
重量:約3.4gの金貨です。
NGC鑑定枚数は34枚、MS62は15枚ございます。
少しデザインの説明をしたいと思います。
【表面】
描かれている「子羊」はキリスト教では神の子羊(キリストの象徴)として扱われております。
その子羊が「PAX(平和)」という強烈なメッセージの旗を持っています。
周辺の文字は
TEMPORA NOSTRA PATER DONATA PACE CORONA
⇒「キリストが我々の時代に平和という贈り物を届けてくれる」みたいな意味になります。
また、MDCCの文字だけ少し大きく描かれているのですが、これはローマ数字で1000、500、100、100を表しており、全て足すと「1700年」の年号を意味します。なぜ年号を暗号にしたのかは分かりませんが、何か意味があったのかもしれません。
【裏面】
紋章の上に平和の象徴である鳩が描かれております。
周辺の文字は
RESP. NORIMBERGENSIS SECVLVM NOVVM CELEBRAT
⇒「ニュルンベルクが新世紀をお祝いします」みたいな意味になります。
このように、表裏の至る所に平和をモチーフにしたデザインが施されています。
なぜこれほどまでに「平和」がデザインされているかと言うと、それは人類史上最悪の宗教戦争とも言われている三十年戦争(1618年~48年)の影響が大きいと言われています。三十年戦争では何と800万人もの死者を出したと言われており、子ども女性問わずたくさんの人々が虐殺されてしましました。ニュルンベルクは戦場となり、甚大な被害を受けたと言われています。
1700年という新しい「世紀」を迎え、今世紀こそは、平和な世の中になって欲しい!そんな想いが込められた渾身の1枚だと思います。
オークションレコードを見てみましょう。
2022年3月 MS61が日本総額45万円で落札
(表面の左に穴が開いてましたがそこそこの価格となりました)
2022年4月に別年度MS61が66万円で落札
また、先日当店でMS61を57万円で販売させて頂きました。
ご存じの方も多いと思いますが、ラムダカットは数年前までは20万程度で入手出来ていました。今はとてもじゃないですがその価格では入手が出来ません。
国内ではほぼ見かけない希少なラムダカット金貨は、この混沌とした今の時代にこそ必要な1枚だと思います。是非、大切にして頂ける方にお譲りしたいです。