1350年フランスジャン2世ムートンドール金貨【MS63】

1350年ムートンドール金貨フランスジャン2世【MS63】

(34772372)
2023年04月24日

【販売価格】

1,340,000

【コイン概要】

中世フランスの大人気コイン!1350年フランス ジャン2世 ムートンドール金貨 MS63のハイグレード品になります。1300年代のコインがMS63の状態で残っているのはまさに「奇跡」です。

 

表:黄金の羊と旗

裏:十字架に王室の紋章、ユリの花

鑑定番号:2738479-004

https://www.ngccoin.com/certlookup/2738479-004/63/

重量:約4.68g、直径:35mm 90%金の金貨です。

PCGS鑑定枚数は29枚、MS63は6枚、上位は1枚のみの準最高鑑定品の位置づけとなります。

中世フランスを代表するハンマーコイン「ムートンドール金貨」のご紹介です。

 

 

神の羊「ムートンドール」が描かれていることからそう呼ばれるこの金貨は、イングランドとフランスの間で繰り広げられた「百年戦争」の最中に発行された金貨になります。

 

 

当時のフランスは、「善良王」とも呼ばれたジャン2世が統治をしておりました。ジャン2世はポワティエの戦いで敵国イングランドのエドワード3世によって、捕虜として捕まってしまいます。捕虜と言ってもイングランドでは比較的快適な暮らしをしていたようで、息子である賢明王シャルル5世に「ワインを送ってくれ」と手紙を出すなど、お人好しで何とも憎めないキャラクターだったようです。

 

 

羊のデザインが非常に可愛らしく、特に女性に人気が高いこのコインです。

 

 

アンティークコインと言えばイギリスのイメージが強いですが、イギリスの最大のライバルとも言えるフランスのコインはまだまだ安値で放置されている印象です。

 

 

百年戦争を駆け抜けたムートンドール金貨は大化けする可能性の高いコインの筆頭株ではないかと個人的には考えております。

 

オークションレコードを見てみましょう。

2021年8月にMS63が168万円(11,400$×1.1×134円)で落札

2017年9月にMS62が141万円(9,600$×1.1×134円)で落札

※これは当時にしては高かったと思いますが、羊がしっかり残っていたので高値になったと推測します。

 

直近2023年4月にMS64が213万円(11,000€×1.2×1.1×@147円)で落札

2018年頃はこの半分くらいの価格で入手出来ていたのですが、随分と上がってきました。しかし、それでもまだまだ私は伸びしろ十分のコインだと思っています。

 

2021年にMS63が168万円ほどで落札されています。これは当時としてはやや高かったと思いますが、直近の昨日のMDCではMS64がついに200万円を超えてしまい、もう一段階価格を更新しました。

価格に関しては、羊の状態で結構ブレます。グレードが高くても羊がしっかり残っていないと安値になることもあります。今回掲載のコインは羊の刻印の状態がやや良くないこともあり、その分安値でご案内可能となります。

 

今回、海外在庫品ですが、オークションレコードを大幅に下回る水準、134万円でのご案内となります。

コインの状態を考えると力いっぱいオススメまでとは言えませんが、先日のオークションレコード(MS64で213万円)を考えると、価格はかなり有望となってきました。

 

※非常に状態の良いMS63を同時に145万円で掲載しております。

 

※海外在庫品(納期3~4週間程度)となります。在庫状況は日々確認をしておりますが、海外在庫品については複数のディーラーと在庫を共有しておりますので、ご注文頂いた商品が稀に欠品している場合がございます。その際はキャンセルとさせて頂き、代金を受け取っていた場合には全額返金させて頂きます。予めご了承下さい。

在庫状態 : 売り切れ
¥1,340,000(税込)
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