【気が付けば破格】1505年ヘンリー7世ゴールドエンジェル金貨【MS62】
1505年ヘンリー7世ゴールドエンジェル金貨【MS62】
【店主オススメ】
1,850,000円
素晴らしいコインが入ってきました!
1503年ヘンリー7世ゴールド「エンジェル金貨」、PCGS MS62のハイグレード品になります。
同年度PCGS鑑定枚数は16枚で、MS62は6枚ございます。トップ3鑑定ございます。
直径約29mm、重量約5.14gの金貨になります。
表面 聖ミカエルのドラゴン退治
裏面 十字マストの帆船
鑑定番号:27938415
https://www.pcgsasia.com/cert/27938415?l=ja
ヘンリー7世は、リチャード3世との薔薇戦争において勝者し、チューダ朝の初代イングランド王です。
王政を強固なものにしたことで高く評価された王であり、海外進出にも力を注ぎました。その流れは息子のヘンリー8世、孫のエリザベス1世へと受け継がれていきます。
私はモダンコインに興味がないのですが、2022年にロイヤルミントから発売された「British Monarchs Collection」偉大なる英国王シリーズの「第一弾」に選ばれたのがヘンリー7世です。それほど評価の高い王であると言えます。
エンジェル金貨はエドワード4世が初めて発行した金貨です。エドワード4世は実は1470年に一度失脚し、ヘンリー6世に王位の座を奪われているのですが、その後1471年に王位に復活します。その復活を記念してこのエンジェル金貨が発行され始めたと言われています。
一度失脚した王が復権することは極めて珍しく、歴史的にも非常に価値が高いのがこのエンジェル金貨です。
エンジェル金貨の呼称は、「大天使ミカエル」に由来し、古くはユダヤ教、そしてキリスト教、イスラム教へと引き継がれ、最も偉大な天使の一人とされています。エドワード3世の治世以降の主流であったノーブル貨に代わって採用されたため、「エンジェル・ノーブル」と呼ばれることもございます。
エンジェル金貨は、その縁起の良さから装飾品などにして身に着けていた人も多く、状態のよいものが非常に少ないです。
当店で販売させて頂いた他のエンジェル金貨も順調に価格を伸ばしてきております!値上がり間違いなしの鉄板コインと私は考えております。
オークションレコードを見てみましょう。
2022年5月 MS61が174万円(11,400$×1.1×@139円)で落札
2021年8月 MS63が211万円(13,800$×1.1×@139円)で落札
先日2022年8月 AU58が201万円(13,200$×1.1×@139円)で落札
順調に価格を伸ばしてきており、2022年5月頃の相場観としては、MS61で170万、MS62で200万程度と言った所でした。
しかし、先日のヘリテージオークションで何とAU58が200万円超えで落札されてしまい、また1段階価格が上がってしまいました!
このレコードを見るとMS62は250万くらいの相場になっちゃいそうですが、今回は、まだギリギリ間に合いましたので、ヘリテージの落札を考慮せずにMS62で185万円での案内が可能です。
すでにこの価格を大きく上回るレコードが出てしまってますので、値上がりするのはもはや時間の問題かと思われます。今すぐ転売しても利益がでそうな水準ですが、是非大切にして頂ける方にお譲りしたい逸品です!
※現在仕入れ中(2022.9.2)です。到着までもう3~4週間ほどお時間を頂きます。