【MS64準最高鑑定】1866年BBナポレオン3世100フラン金貨

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1866年BBナポレオン3世100フラン金貨【PCGS MS64】

(26242320)
2022年09月14日

【店主オススメ】

3,200,000

【コイン概要】

1866年ストラスブール鋳造のナポレオン100フラン金貨になります。

PCGS MS64のという滅多に出てこない高鑑定品です!

直径35mm、重量約32.3g

鑑定番号:26242320

https://www.pcgsasia.com/cert/26242320?l=ja

 

同年度のPCGS社鑑定枚数は86枚で、MS64は4枚、上位はMS64+が2枚あるだけの準最高鑑定品となります。

 

 

フランスの王道アンティークコイン、ナポレオン100フラン金貨になります!

ナポレオン100フラン金貨はフランス金貨の中で最も有名な金貨の一つですが、少し説明が必要かと思われます。

 

まず、ナポレオン金貨には有冠のものと無冠のものがあります。有冠の方が人気が高いです。今回のコインも有冠タイプです。

次に造幣地がパリ(A)とストラスブール(BB)があり、年度と造幣地によってその希少性が大きく異なります。いかにざっくりと書きました。

無冠タイプ(1855年から1860年)
パリ:約33万枚
ストラスブール:約2万枚

有冠タイプ(1862年から1870年)
パリ:約7万枚
ストラスブール:約3万枚

 

パリミント

1862年:6,650枚

1864年:5,536枚

1865年:1,517枚←希少性No.3

1866年:9,041枚

1867年:4,039枚

1868年:2,315枚←希少性No.4

1869年:28,872枚

1870年:10,460枚←残存枚数がほとんどなく希少性No.1

 

ストラスブールミント

1862年:3,078枚←希少性No.7

1863年:5,078枚

1866年:3,075枚 ←希少性No.6、今回のコインです。

1867年:2,807枚←希少性No.5

1868年:789枚←希少性No.2

1869年:14,212枚

 

市場に多く出回っているのが1869年のもので、数が多いためやや多年度と比較して2割ほど価格は落ちます。今回のコインは1866年のストラスブールですので発行枚数は3,075枚、ナポレオン金貨の中では希少性の高い部類に入ります。

 

ナポレオン金貨はMS62までは比較的よく出てきますが、MS63以上はなかなか出てきません。そのため、MS63から価格がぐっと上がります。そして、MS64となると、ほぼ市場に出回ることはないレベルになりますので、価格もさらに跳ね上がります。

 

希少レベルが同程度の年度のオークションレコードを見てみます。

 

2021年10月に同じ1866BB(3,075枚)のMS63+が262万円(16,800$×1.1×@142円)で落札

 

2014年8月に1865A(1,517枚)のMS64が293万円(18,800$×1.1×@142円)で落札

 

2015年4月に1867BB(2,807枚)のMS64が367万円(23,500$×1.1×@142円)で落札

MS64のレベルは本当になかなか出てきませんが、希少性がほぼ同等の1867BBのMS64が2015年の時点で367万円で落札されており、

2021年には同じ1866BBのMS63+が262万円で落札されていることを考えると、

 

1866BBのMS64の現在の相場は軽く300万円以上、オークションによっては400万以上となっても不思議ではない状態です。

 

今回は320万円でのご案内となります。

 

オークションレコードを大幅に下回る水準です。

ナポレオンは保有しておきたい1枚ですし、MS64は本当に出てきません。自慢できる1枚になると思います ^^) 

 

現在仕入れ中(2022.9.13)です。到着までもう2週間ほどお時間を頂きます。

 

在庫状態 : 売り切れ
¥3,200,000(税込)
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