アンティークコイン界に君臨すると言っても過言ではないフランツ・ヨーゼフ1世
ハプスブルク家の君主であるヨーゼフ1世はオーストリアとハンガリーを統治していました。愛妻家(妻はエリザベート)としても知られており、世界中の人々から愛されています。
1848年から68年にわたって在位したオーストリアでは、長い在位とその人望の厚さから国民からの絶大な敬愛を受けており、晩年は「不死鳥」とも呼ばれ、今でもオーストリアの象徴的存在です。
また、1867年にオーストリア=ハンガリー二重君主国を成立させました。
ヨーゼフ1世と言えばやはり「雲上の女神」が有名ですが、それだけではありません。今日はヨーゼフ1世100コロナ金貨のビック3を紹介します。
1907年戴冠40周年記念100コロナ金貨
ハンガリー皇帝としての戴冠40周年を記念して鋳造された100コロナ金貨です。レタードエッジと呼ばれるエッジが特徴的で非常に美しい金貨です。近年非常に人気が出てきております。当社でも問合せが非常に多いコインのひとつです。1966年、2017年にリストライク版も出ていますが、リストライクもあまり見かけません。近いうちにオリジナルとリストライクの2枚をご案内出来ると思いますので楽しみにお待ちください♪
1907年幸運の天使100コロナ金貨
通称「幸運の天使」と呼ばれる立像タイプの100コロナ金貨です。こちらもかなりの年度でリストライク版が出ており、巷で出回っているのはほとんどがリストライクです。リストライク版は多すぎてイマイチですが、オリジナルはかなり高額になってきました。こちらも問合せが多く常に狙っているのですが、なかなか入手に至っておりません。非常に有望な1枚です。
1908年雲上の女神100コロナ金貨
こちらは説明不要の「雲上の女神」オーストリア戴冠60周年を記念して鋳造されました。エリザベートの暗殺という強烈なエピソードもあり世界トップ3に入りそうな勢いのコインです。発行枚数は多いので、ハイグレード品の購入をオススメしたいですね。