ドイツニュルンベルク自由都市3ダカットサイズゴールドメダル【MS62】

【販売価格】　　

1,170,000円

非常に珍しいメダルのご紹介です。

ドイツ　ニュルンベルク自由都市3ダカットサイズゴールドメダルになります。

表面：新郎新婦が祭壇の上で握手している様子

裏面：2本の絡み合った木と輝く太陽

鑑定番号：5789312-012

https://www.ngccoin.com/certlookup/5789312-012/62/

直径35mm、重量10.37gのゴールドメダルです。

まず、このメダルの作者は、自由都市ニュルンベルクで1683年から1712年にかけて公式の彫刻師であったゲオルク・ハウチュです。このことから、製造された年代は1700年前後であることが分かります。

私は特に裏面のデザインが好きでして、仲睦まじいい新郎新婦には、輝かしい未来が待っているというような意味が込められているのでしょう。

人類史上最悪とも言われる三十年戦争の戦地となったニュルンベルクは、戦争によって本当に悲惨な状態となってしまいました。三十年戦争では何と800万人もの死者を出したと言われており、子ども女性問わずたくさんの人々が虐殺されてしましました。戦争が終わり、新しい時代に希望を見出したい！そんな想いのコインやメダルがこの時代にはたくさん作られました。先日サイトでもご紹介したラムダカット金貨がその代表例ですが、こちらのメダルも「愛」と「希望」をモチーフにしたこの時代を象徴する1枚と言えそうです。

こちらも難しいのが価格です。鑑定枚数はおそらくこの1枚のみです。色々とレコードを探してみましたが、2015年2月に裸で25万円ほどで落札されているのを見つけました。

「わずかに波打つ、小さなエッジの欠陥」という表記があったので、ディテールなのかもしれません。どちらにせよあまり参考にはなりません。

価格が分かりにくい為、今回は私の仕切り価格をお伝えします。私の入手元は2022年5月のkunkerで総額106万円ほどでした。

今回、当店の利益を10%ほど頂き、117万円でのご案内とさせて頂きます。デザインの大変美しい愛と平和をモチーフにしたメダルです。投資・芸術面ともにお勧めの逸品でございます。